父親ゆづりの駄々っ子です

保育所
おばあちゃんの話によると。
おとうさんは子供の頃、とても保育所が嫌いだった。
保育所は、いや、好きなのだ、とっても。
何がイヤなのか、それは、行くまでがイヤなのだった。
朝起きてから演技が始まる。
階段をお腹に手を当てながら、母に見つかると、
「お腹痛いから、今日、保育園、休むちゃ」
お腹が痛いのは問題ないのだ、保育園を休みたいのだ。
で、無理矢理手を引っ張られると、両足をアスファルトに引きずられ、片手を引っ張られている。
時とすると、反対の手で持っていた下足バックを溝に落としたり、隙をみて、水溜まりにダイブするのだった。
ダイブされたら、仕方ない、一度帰宅する。
等々、毎日それの繰り返しで疲れたわ、とおばあちゃん。
保育所へ行ったら行ったで、とっても満面、満足なひろしちゃんなのであった。
・・・・という話を聞いた。
で、まさに僕は、おとうさんの子供で、それを受け継いだみたい。
今朝は、駄々をこねました。おっぱいしか受け付けず、ご飯も食べず、泣いてました。
という子だけど、おかあさん、よろしくね。